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続・Olympus PEN Lite 「E-PL1」を今買う理由を考える

Epl2top_2 「Olympus PEN Lite E-PL1」を、発売から1年経ったこの時期に買う理由を考える、という話の続きです。たしか、「PEN」シリーズの「アートフィルター」って素敵だわ、ああそうだねでも君の瞳のほうがもっと素敵だよ、まあうれしいうふふ、という所で話が終わっていたような気がします。

 

ようし、じゃあ張り切って「E-PL1」の「アートフィルター」、そしてモードダイヤルについて書いちゃうぞう。と思っていたんですが、ここで、オリンパスの公式サイトへの苦言を挿入。オリンパスの「E-PL1」の公式サイトには製品上面の写真が置かれていないため、モードダイヤルがどうなっているのか、というかそもそも「E-PL1」の本体上面にどういう装備があるのかがわかりません。「E-PL1」だけではなく「PEN」シリーズはすべて、製品外観写真に上面の写真がありません。ちなみにパナソニックの「GF2」にはしっかりボディ上面の写真があり、ソニー「NEX-5」は360度ビューができます。オリンパスのサイトを探しに探して「360度写真」というリンクを発見して「これだ!」と思ってクリックしたら、あれよあれよという間にフラッシュのサイトに飛ばされ肝心の360度写真はどこにあるのかわからない。ようやくフラッシュのサイトで“デザイン”という項目に目的の写真があることがわかった。がしかし、そもそもこのフラッシュのサイトには「E-PL2」と「E-P2」しか載っておらず、旧モデルの上面写真は結局見つからないという、脱力ウェブサーフィンを繰り広げる羽目になりました。

という流れを経て、やっと見つけた「E-PL2」(E-PL1ではない)の上面写真が右上に置いておいた写真です。写真を見て理由がわかった。ボディの厚みが強調されて見えるし、「GF2」や「NEX-5」、「NEX-3」と本体の厚みを比較されるから載せたくなかったんですね。バカッ! 分厚いことなんて気にするな!(分厚いとは誰も言っていない) むしろ「PEN」と「PEN Lite」にしかない強みがボディ上面にあるというのに!

「アートフィルター」にかける強い思い入れに惚れた

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さて、パナソニック「GF」シリーズ、ソニー「NEX」シリーズになくてオリンパス「PEN Lite」にあるもの、それがモードダイヤルです。コンパクトデジカメには普通にあるものですが、薄さ・軽さを売りとしているミラーレス一眼カメラの中ではオリンパスの「PEN」、「PEN Lite」シリーズにしかありません(ボディが少し大きいパナソニック「G2」、「GH2」にはある)。そして「PEN」、「PEN Lite」のモードダイヤルには「アートフィルター」が「ART」という文字でしっかり入っています。そもそもモードダイヤルは、カメラの基本的な撮影モードを切り替えるための機構で、「オート」や「絞り優先」、「シャッタースピード優先」、「マニュアル」などを切り替える際に使います。つまり「さあこれからオレ様が撮影するぞ。おいそこのロバ、フレームインしてくるな」というとき(どういうとき?)にカメラがどういう挙動(撮影モード)で動くか、という基本的な撮影設定をモードダイヤルで決めています。撮影モードを決めたあとに、じゃあ絞りはこれくらいとか、露出補正をしようとか、具体的な被写体に対しての設定調整を行なっていきます。つまり、もうぶっちゃけてしまうと、モードダイヤルの設定項目はカメラにとって超優先順位が高くて超大事、ということです。

そのモードダイヤルに「ART」が入っているというのは、オリンパスの開発陣が「PEN」、「PEN Lite」にとって「アートフィルター」が「絞り優先」、「シャッタースピード優先」などと同等に重要だと考えているということです。「カメラ内で画像処理を行なって写真の表現を増やすことは楽しい事だと思う。だからこの機能で撮影をより楽しんでほしい」、というこのカメラのコンセプトが、モードダイヤルの「ART」の文字に込められているんです。間違いない。そしてミラーレス一眼の特長である「ライブビュー」。これから撮る画像が液晶モニターや電子ファインダーをとおして直接見られる「ライブビュー」によって「アートフィルター」の効果を確認しながら撮影することができます。コンパクトカメラではごく当たり前のことですが、レンズが交換できてイメージセンサーの大きなミラーレス一眼カメラでこれを実現する。それによって新しい写真表現が生まれてくるはずだ。「PEN」や「PEN Lite」の成り立ち、存在意義って、こういう事なんだろうと思います。

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Olympus E-PL1、Distagon T* 35mm f1.4(Y/C Mount adapter)

とは言っても、「アートフィルター」は言ってみれば撮影後にカメラ内でおこなう画像処理です。パソコンで少し加工すれば同じ効果は得られます。実際、カメラに同梱されているアプリケーションソフト「ib」を使えば、もっと細かなエフェクト/フィルター効果が可能です。しかも、「PEN」や「PEN Lite」はミラーレス構造とはいえ、写りは一眼レフカメラと変わらない本格的なカメラです。そんなカメラに画像処理で写真を変えちゃう機能を入れるってどうなのよ、みたいな議論がきっとオリンパス社内であったんじゃないかなーと想像したりするわけです。でも、このモードダイヤルからは「それがどうした!」みたいな、オリンパスが下した決断/意気込みを感じるんですね。そこがカッコいい。ひとつひとつ作られる時計や工芸品など、所有していて誇らしい気持ちになる物、他人に自慢したくなる物っていうのは、造った人間の思い入れ、言い方を変えれば「執念」が込められている。それと似たような“自負”と“執念”が、「PEN」や「PEN Lite」シリーズにはあるなあと「E-PL1」を買ってみて思ったのです。ちょっと褒めすぎか。

ここで完結したと思ったこの話、しかしまだ続きが! 「続々・Olympus PEN Lite 「E-PL1」を今買う理由を考える」に続きます。


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(2011.04.23)

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