マウントアダプターの基礎知識 その2 マウントアダプターの種類
ソニーのNEXシリーズやオリンパス/パナソニックのマイクロフォーサーズ機といったミラーレス一眼カメラでは、マウントアダプターを装着することで、多種多様なレンズマウントのレンズを装着することができます。ニコン、キヤノンの二巨頭を始めとした国内のカメラメーカーのレンズマウントはほぼ網羅でき、さらにはライカMやローライ、M42(プラクチカ)用など、これでもかというくらいにいろいろなマウントアダプターが存在します。古いレンズを所有しているのであれば、ミラーレス一眼カメラで再活用してみるのは面白いと思います。また、デジタル一眼レフカメラではできない(キヤノンのカメラにニコンのレンズを付ける、といった限られたケースは可能)楽しみ方でもあるので、ミラーレス一眼カメラならではの娯楽ともいえます。
第1回目の「マウントアダプターとは?」にも書きましたが、マウントアダプターはレンズマウントによって定められているフランジバック長に適合するように調整する、というのが主目的ですので、径や長さは精密に作られていますが、構造としてはただの筒です。そのため、最近では低価格のものなら数千円で入手することができます。また、付加価値としてティルト機構を備えているマウントアダプターや、削り出しの高級志向な製品も登場しています。マウントアダプターの種類については以下の記事が参考になるかもしれません。
■ NEX用のKIPON製マウントアダプターを購入してみた
■ KIPONならぬNIPON製マウントアダプターを購入してみた
絞りリングが付いていない最新レンズは専用のマウントアダプターが必要
一方、キヤノンEFレンズ、ニコンFマウントレンズのGタイプ、ペンタックスDAレンズなど、最新の交換レンズの一部は、絞り機構がレンズ内部に収まっていてカメラ側から操作をするように作られており、絞りリングのような直接操作する部分がないものがあります。こういったレンズの場合、ただの筒状のマウントアダプターでは絞りを変更することができません。
このような問題を解決するため、マウントアダプター側に特殊な機構を備えた製品も登場してきています。たとえば、マウントアダプター側に絞りを調節するリングが付いていたり、マウントアダプターそのものに絞り機構が付いていたりします。上記のようなレンズをミラーレス一眼カメラで使用したい場合は、そういった専用の機構を備えたマウントアダプターを選ぶことをおすすめします。
※ ↓の記事中で、「Gタイプ対応」とか「DAタイプ対応」とあるのが専用の機構を備えたマウントアダプターです。EFマウント向けのマウントアダプターは製品によって対応の度合いが異なるため、どういう機構を備えているかを購入前に確認したほうがよいでしょう
(2011.06.04)
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