ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical(1) 眩しいくらいの写り
今回はフォクトレンダーの「ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical」。ニコン用です。このブログとしては珍しく、現行の最新レンズです。マウントアダプターを使いだすと、ほとんどすべてのレンズが購入対象になるため、少しの気の迷いでレンズがどんどん増殖していくことになります。お互い、気をつけたいものです。
そういえば、コシナといえば少し前にマップカメラがコシナの工場見学ツアーを募集していましたね。ちくしょう、なんて素晴らしいことを企画するんだろうと思いましたが、思いっきり平日だったので行けず。まあ工場見学ですからね。土日は工場はお休みでしょうから当たり前といえば当たり前なんですけど。
このレンズについては、デジカメWatchで伊達さんが重量級レポートを書いているので、特にここで取り上げる必要もないかなと思ったんですが、たまには気分を変えようということで掲載してみました。しかし伊達レポートは良いところも悪いところも書いてあって、まじめな人だなあと感心しますね。業界から抹殺されなければいいんですが。
このレンズは薄型のパンケーキレンズであることが最大の特長ですが、マウントアダプターを介してミラーレス一眼に装着すると、まったくパンケーキではなくなるのが残念なところ。薄型で持ち運びやすくてサイコー、みたいな感想とは無縁です。巨大になるわけではなくて、キットレンズなんかと同じくらいになるだけなんですが、それだったらそんな無理して全長を縮めてくれなくてもいいから性能を追求してくれて構わないのに、なんて完全に身勝手な事を思ったりもします。なら買うなよ、というやつです。
しかし、オールドレンズに慣れた目には、このレンズのシャキッとしつつもバキッとしていて、それでいて爽やかな写り(どんな写りなのか)には眩しさすら感じます。ひと言であらわすなら素敵。さすが21世紀のレンズですね。違う違うとは思ってたけど、やっぱり21世紀は違うな。思わずこのレンズのために「D5100」でも買おうかと思ってしまうほどです。本末転倒とはこのこと。
(2011.08.02)
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