AF 28nmm F2 minolta(1) LA-EA2で使うミノルタレンズ
師走が近づいてきているせいか、なんだかんだ忙しい近頃です。更新も滞りがちですが、写真は一応撮っています。
マウントアダプター「LA-EA2」とNEX-5Nの組み合わせで撮ることが多い最近。よく使うレンズは、ソニーのはじめてレンズ「DT 35mm F1.8 SAM」と、右にあるミノルタの「AF28mm F2」です。「LA-EA2」を使っていて一番思うのは、ソニーAマウントのボディ内蔵手ブレ補正というのはやっぱり偉大だったんだな、ということ。もうAマウントボディを買うことがないであろうから郷愁交じりで書きますが、あれはグレイトだった。
一応書いておくと、NEXシリーズはレンズ側に光学式の手ブレ補正機構がありますが、「LA-EA2」使用時はAマウントレンズを装着することになり、Aマウントはボディ側にセンサーシフト式手ブレ補正がある仕組みなので、「LA-EA2」では手ブレ補正の恩恵が受けられない。どうしても手ブレ補正付きレンズを使用したくなったらシグマの標準ズームなどを選ぶしかなさそうです。イヤー、でもなー、手ブレ補正のためにシグマのAマウント向け標準ズームを買うのは本末転倒な気がするなー、とひとしきり考え、結局明るい単焦点レンズに行き着いた、とこういうわけです。
Aマウントの明るい単焦点レンズを「LA-EA2」と組み合わせて使おうという作戦。これは成功でした。「LA-EA2」購入当初は、「SAL1680Z」こと「Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA」と組み合わせてウハウハですねと考えていたんですが、実際に使ってみると、やはり手ブレ補正がないことが気になってきます。以前「α700」や「α550」を使用していたときの感覚でいると、なんだか損しているような気分になってきて、ああこれはちょっと残念な気分とでもいうのかな、という風に思えてしまったんですね。もちろん写りはこちらの予想通りの申し分のない画を叩き出してくれるわけですが、一度そういう気分になるとなかなか持ち直すのが難しいものです。というわけで、使用頻度はこのAF28mm F2のほうが断然多くなります。
このレンズの良いところは、まず小さいこと。NEX-5N+LA-EA2に付けても、あまり違和感がないサイズに収まります。そして発色が好み。もちろん明るい。光源が後ろにあるときにボケが多少うるさい感じになることもありますが、まあそれもよしとしちゃおう。経験上、小さい子どもを撮るときにベストなレンズは28mm(APS-Cセンサーで42mm)であると考えている私にとっては、まさにジャスト。28mmでF2という明るさのレンズをなかなか見なくなった昨今、いや中古市場には28mm F2のMFレンズなんてそこらじゅうに転がっていますが新品というか現行ラインアップで見なくなった昨今、すばやい(ただし少しやかましい)AFまで付いてくるこのレンズは「LA-EA2」にピッタリでした。ああ、難点がもうひとつ。中古価格がややお高いのが残念ではあります。
(2011.11.17)
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