E 18-55mm F3.5-5.6(1) やたらと真面目なソニー
たまには付属のズームレンズを使ってみようと持ち出してみたら、NEX-5Nのレンズ補正機能のおかげで、なんだか以前よりもシャキッとした写りになっているような印象が。それにしてもNEX-5Nの底知れぬ完成度の高さには本当に感服します。
ソニーのカメラ事業には、イメージからは想像できないほどの意固地さ、真面目さがありますよね。ええ、もちろん褒め言葉です。レンズ補正機能なんて、ユーザーに断りを入れずに勝手に補正しているメーカーだってありそうなモノなのに、ここにきてわざわざ「レンズ補正機能」として「倍率色収差」や「周辺光量」、「歪曲収差」の設定をメニュー内に置き、しかもユーザーが使用/不使用を選択できるようにするなんて、どこまで親切なのよという気がします。しかも、わりと効果がてきめんなのがまた。
そもそも、最初っからそういった補正機能ありきでEマウントレンズを設計することもできたはずですが、それをせず、正直に光学性能で解決しようと頑張って作ったんだけど、ボディーに比べてレンズがデッカくなっちゃった、という。100%個人的な印象ですけどね。
ただ、この段階になってレンズ補正機能を入れてきたということは、これから出てくるレンズ、特に現状のロードマップには存在していない単焦点パンケーキレンズなんかが新たに登場するのであれば、レンズ補正機能を使う前提で光学設計がされる可能性は大いにあるように思います。そして、別にそれはそれでいいんじゃないの、という気もします。もちろんゾナー24mm F1.8みたいなレンズをそのノリで作るわけがないとして、パンケーキのようなレンズであれば、それも一つの手なんじゃないの、という気がしている今日この頃です。でもせっかくここまで馬鹿正直な姿勢で来てるんだから、それはそれで貫いてほしいという気持ちも。まったく消費者は勝手なことばっかり言いますなあ。ああオレか。
(2011.11.10)
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