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DSC-RX1をグリップベルトでカスタマイズしてみた

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前回のDSC-RX1への愛があふれたレビューで書きたい事はあらかた書いてしまったわけですが、RX1への愛は深まるばかり。購入してからというもの、外出時には100%持ち出しています。時にはメインとして、時には他のカメラのサブとして、獅子奮迅の活躍をしています。

毎日使っていると、いろいろと使い勝手をさらに良くしたくなってくるもの。なので、今現在の我が家のRX1に装着しているグッズを載せていこうと思います。

あくまで自分が使用する上で、より使いやすくするためのカスタマイズですのでドレスアップではありませんが、というかカメラにドレスアップっていう言葉がそもそもあんまり似あわないんではないか、「○○を○○で着飾る」的な見出しを見るとなんか背中がムズムズする気分になってくるのは自分がオッサンだからですか。そうですか。

なんて気難しいことを言いながら、このあいだカメラ愛好女子が使用するようなとてもかわいらしい革製カメラポーチを購入し、ニヤニヤしながら「良いねこういうの。アガるよね」と子どもに自慢する私です。

グリップベルトを装着して自分の手ブレに自分で備える

まず、最初に考えたのが、前回も書きましたが、RX1はコンパクトカメラとほぼ同サイズのため、気を抜くとわりとラフに撮影し、手ブレ画像を量産するのを少しでも軽減できないか、ということ。我が家に生徒会長をやっている女子でもいたら「そんなの、ラフに撮らなきゃいいじゃない」と正論攻撃を繰り出してくること間違いなしですが、いや、そうなんだけどね、人間、常に気を張っていられない、というね。

純正アクセサリーのサムグリップ「TGA-1」を購入して使用していますが、それだけでなく、もっとオレの右手を羽交い絞めにしてくれるようなグッズはないのかと思っていたら、以前購入したAcruさんのハンドグリップベルトがありました。X-Pro1仕様のものです。装着すると↓のような感じに。レンズの上部、絞り値のあたりにベタッと触ったあとがはっきりと見えますが、ご愛嬌です。

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このグリップベルトは、三脚穴にプレートを固定して、プレートとストラップ取り付け部でグリップを固定する、という仕組みです。

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底面は→のようになっています。どこにでも持ち歩きたいRX1なので、何かを装着するにしてもなるべくかさばらないほうが良く、最初はこのグリップベルトは邪魔かな、とも思っていたんですが、いや、これは便利でした。まず、グリップベルトが取っ手のような役割を果たすため、カバンに入れたときにすぐに引っ張り出せる!ええと、便利さについてはそれくらいですかね。いやいやそれでも大きい事ですよ、えらい便利。もう便利すぎて死ぬかと思った。大阪のおばちゃん風に表現するとそうなります。不便な点を挙げるなら、この状態にさらにストラップを付けることもできるんですが、ストラップまで付けるとカバンに入れるときにかさばるだけでなく周囲に与える本気度が増してしまい「やだ、あの人」みたいな視線を浴びること。まあ些細な問題です。

三脚穴に取り付けるプレートが少し大きいですが、レンズの直下に位置し、レンズのほうが大きいため、使っていてもプレートの存在はほとんど気になりません。

で、気になる手ブレ抑制の効果はというと、うん確かに効果あり。

と、その前に。このグリップベルトは通常、ベルトに右手を通して使用します。“ベルト”と言ってるくらいですから当然ですね。その場合はカメラの右下(背面から見た場合)部分を右手の手のひらの中央で支えるようにして握りこみます。これが本気モードで使用するときの使い方です。

あともうひとつ、これが便利なんですが、ベルト自体を外側から握りこむ、という使い方もできます。「ベルトの意味ないじゃん」←正解! そう、確かにベルト状になっている意味がありません。ただ、上の本気モードで使用するときは装着するのに多少手をムズムズさせて調整が必要なんですね。ベストポジションになればもう無敵なんですが、サッと取り出してパッと撮りたいときなんかは、ちとめんどくさい。

そんなとき、ベルト自体を外から握りこむ方法では、装着の手間がいらないだけでなく、少し指の先でつまむような感覚があるRX1のグリップ部をベルトごとグワシと掴めるために、手のひら全体で握りこむことができます。結果、手ブレが抑えられる、というわけです。これ、文章で説明してどれだけ伝わるんだろうと思って写真を撮ったんですが、なにせ手で握りこんでいるため外から撮った写真だとグリップベルトがどうなっているのか全然わからず、写真はお蔵入りになりました。

あと、手ブレはあくまで抑制程度で、完全に防げはしません。本気で手ブレをさせたくないときは、固定するなりシャッタースピードを上げるなり自分がシッカリするなりといった対処が必要なのは言うまでもありません。

NEXレンズ用の49mm径インナーフードを流用

純正のフードのお値段にビックリ仰天して気を失った私は、その値段を見た瞬間、別のフードを物色し、結局、家にあったエツミの「メタルインナーフード E-6356」を使用しています。これは、Eマウントの16mm「SEL16F28」用ですが49mm径なのでそのままRX1に装着できます。ケラレもなく、犬に舐められでもしない限りレンズ前面はバッチリと保護することができ、つまり敵は犬です。いや嘘。犬は何も悪くありません。

純正フードのようなフードも格好良くて好きですが、とにかくどこにでも持ち歩きたいRX1さんなので、↑でも書きましたがなるべくかさばらないほうが嬉しく、コンパクトカメラとしてはレンズ部が大きいところをフードでさらに巨大化させたくないなー、という、言ってみればそれだけの理由です。でも、NEXのレンズ用のを流用したわりには、なかなか似合っているのではないかと。一応注釈を入れておきますが、↑で「ケラレはなく」とサラッと書いていますが、あくまで自分が見た印象ではケラレてる感じはしない、ということですので、その点ご了承ください。

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(2012.12.01)

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コメント

はじめてコメントさせていただきます。
私もRX1を先日手にして夢中で弄ってる最中です(^^)
今はストラップを検討しているのですが、今回の記事大変参考になりました。一つ質問があるのですが、このグリップをつけたまま電池交換などはできますか?蓋がネジ穴側に開くので干渉しそうに思えるのですが...。

投稿: 20m | 2013.06.02 19:18

>20mさん
コメントありがとうございました。
このグリップですが、私の場合ですとギリギリ、電池交換が可能でした。ただ電池蓋は、全開、とはいかず、電池を取り出すときも少し斜めにして取り出すような形になります。なので、一応、毎回グリップを外し、それが億劫なときにはたまにUSB経由で充電を行なっております。

投稿: セギ | 2013.06.08 08:34

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