DSC-RX1への愛があふれたレビュー 余禄
前回、といっても発売直後に書いたのですでに遠い昔になっていますが、饒舌情熱レビューを書いたおかげで、書くことがあんまりなくなっちゃったDSC-RX1ですが、いやいや、まだまだ書くことはありました。まあ、前回ブログを更新したのが11月なので、すでに4か月近くが経過。そら書くこともあるだろうよ、という話です。
と言っても、いやあやっぱりこのシャッター音の小ささは格別だなあとか、意識してアンダーで撮ったときのコントラストがたまらないなあとか、帰宅したあとにPCで見て驚くために撮ったときの確認はそこそこにして、なんだかフィルムの現像が終わるまでの時間を楽しむ真似事なんかをしたりしちゃったりなんかして、つまり浮かれきっている。
また、DSC-RX1を購入して以来、家の外に出かけるときは100%持ち歩いていて、いかに快適に持ち歩くか、いかにサッと取り出せるか、サッと取り出している間に右手人差し指で電源をオンにして構えたときにはすでに撮影可能な状態にするまでの体さばきはどうか、など、もはや体の動かし方までRX1仕様になりつつあります。
値段が高すぎて、逆に他のカメラに目移りしなくて済むという効果が!
たとえば『E-PL5』と17mm F1.8の組み合わせなんかは、DSC-RX1と大体おんなじような携帯性だと思いますが、ふだんの私だったら間違いなくそちらの購入ボタンを押しているだろうという気がしますが、そして家庭内紛争が勃発していたかと思いますが、しばらく他にカメラを買わなくていいかも、そんな気になってきてなんだかお金を節約できた気分! いや待て。アクセサリー等含めてRX1でえらい使ってた! 冷静になるまでもなく、ここからさらに出費とかありえない話です。でもRX1は最近ちょっとだけ値段が下がってきていますね。ちょっとだけ、ですが。
フルサイズ&レンズ固定式カメラのRX1とマイクロフォーサーズと比べるのも我ながらどうかという気もします。いや携帯性の話であればまあいいか。E-PL5はE-PL5で、AFスピードとアートフィルター、力づくで実現したような上方向170度回転液晶モニターなど、私の目を惹きつけてやまない良いカメラです。依然、物欲は高まっています。つまり↑に書いた物欲抑制効果というのは全くの(家族に向けた)プロバガンダ。買いたくなくなるわけがありません。
この間、フジヤカメラに行ったら、自分の隣でカウンターの店員さんに話かけていたお爺さんが、「うちのヤツにバレないように、このカメラにその(買った)レンズ付けてくれる?そしたら新しいレンズだってわかんないからさ。あっはっは」。
横で聞いてた私まで微笑んでしまうような、小さな、ちょっとした策略。カメラ屋さんというのはまさしく紳士の社交場ですね。
(2013.03.20)
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