E 16mm F2.8(1) NEX-5Nのレンズ補正機能を試してみた
NEX-5Nのメニューの“セットアップ”内には、従来機種にはなかった新機能“レンズ補正”の3項目が追加されています。
・周辺光量
・倍率色収差
・歪曲収差
周辺光量と歪曲は単語そのまま、画像の周辺が暗くなったり、画像内が歪んだりする現象で、倍率色収差は周辺で出やすい色にじみです。NEX-5Nでは、この3種類のレンズ収差の補正機能のうち、周辺光量と倍率色収差についてはデフォルトで“オート”の設定になっており、カメラが補正が必要だと感じたら勝手に修正を行ないます。歪曲収差だけはデフォルトが“切”となっていて、自分で“オート”に設定しない限りは補正が働くことはありません。
設定項目は、“オート”と“切”の2種類だけです。自分は、周辺光量の低下については、特に広角レンズを使っているときはまったく問題ない、というかちょっとくらいあったほうが広角レンズっぽくて良いと感じる人間なので、レンズ補正(周辺光量)は切っています。倍率色収差は好きではないので補正あり(オート)。そして、歪曲収差ですが、歪曲収差は画像補正というか画像加工という印象があるので、常にオートというのは腰が引けちゃう。歪曲を補正するということはイメージセンサーに取り込んだ絵を解析してドットを並び替える必要がありますから、細かく見たときにその並び替えたときのアラが目立っちゃうんじゃないの、という懸念があります。
あんまり懸念ばかりしていても解決しないので、歪曲補正の具合いを確認してみようそうしよう。というのが今回の本題です。
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